2022-23年度 群馬境ロータリークラブ 会長方針
群馬境ロータリークラブ2022-23 会長 光山 喜一郎
世界の情勢をみると思想的に相容れないものがあるが、経済的には交流が活性化すれば共に栄える構造となっている。世界大戦を2度繰り返し学習機能が出来たと思っていたが相変わらず馬鹿な戦争騒ぎをしている。一人一人をみれば誰も戦争をしたいと思っていない筈である。にも拘わらず一部の権力者のエゴで争いが絶えない。また日本国内をみると円安や原油等の高止まりで原材料をはじめとする物価の高騰を招いている。米国ではインフレ対応として金利上昇しているが日本では金利は据え置きのままである。企業・家計をみても収入と支出のバランスの対応が出来る社会構造を維持しないと悲しい現実社会となる。大企業はコスト上昇を謳いTVコマーシャルで来月より値上げしますで対応できるが
一般的には家計費の上昇に対して収入の増加は見込めない。
そんな中、ロータリークラブでは会員数の増加を含む拡大思考を推奨している。組織の在り方としては上昇気流の乗って栄える事を願うのは言うまでも有りませんが、今の世の中コロナ、原油の高騰、ロシア等の問題が三重に重なり冬の時期である。冬に水を与え肥料をくれても植物は枯れるだけである。冬は冬の生き方、すなわちクラブの充実化に力を注ぎ来る春に向けて準備する時期ではないですか?
2022~2023年度RI会長のジョーンズ氏は指針としてロータリーへの参加を促すのは会員にとっての心地よさと配慮だといっております。米国35代大統領のジョン・F・ケネディはかつて政府が国民に何をするかではなく国民が政府の為に何が出来るかと問いかけたがジョーンズ氏は会員がロータリーに何を期待するかに対し、果たしがいのある責任を会員に与えるといっております。
難しい話しはさて置いて、ロータリーは多様性を認めますのでRI会長や地区ガバナーの考え方を受け入れ また 会員の考え方を推奨し群馬境ロータリークラブの規模や地域性を考慮して活動をして行きたい。なお、あえて細かなことには触れずに各委員長に群馬境ロータリークラブの為に何が出来るか問いたい。